子どもの頃(もちろん今も)、近所にはたんぼというものもなかったし、大きな池もなかった。 飼ってみるとこれが面白い。減らない餌というのもいい。
どんどん殖やすためにはどうしたらいいのか調べることにした。
知ってみると生態も興味深いものだった。

左上が卵、右下は幼生を背負っている。
しかし、有性生殖で生まれた卵は鞘にはいった黒いものである。
ミジンコの体が透明なのは、水中で捕食者にみつからないようにという理由がある。しかし、卵が黒いのはとても目立つ。なぜ卵は黒いのだろうか・・・・・
答えは1つだろう。
捕食者にみつかるため。
上の写真はすべて小さな容器で飼育しているオオミジンコである。
耐久卵を持った個体は、オーストラリア産ということだ。オーストラリア産は他のオオミジンコと容器を分けている。
捕まえてシャーレに入れてみた。
シオミズツボワムシのオスも耐久卵を残すために生まれる。オスは消化管を持たない。餌も食べない。 ミジンコはクロレラや酵母などで培養ができるが、ケンミジンコは肉食なので、ゾウリムシやワムシを与える。
2019年11月08日